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2018年の夏と感染症時代、そして楽しさのクリエイト

2019年~2020年の1月までがここまでの人生で最も充実していたんじゃないか。そんなことをInstagramを振り返ってみると思う。

24時間365日全てにおいて一切無駄がなかったし、(ラグビーワールドカップがあったとはいえ)行ったライブも本当に良かったのが多かったし、野球も10月には行けなかったのに35試合くらい現地だったので、充実しきってたと言ってもいい。

 

これが達成できたのは仕事も遊びも自分でコントロール出来る術を体得出来るようになってきたのも大きいんだけど、実は2018年の夏の惨敗というのが大きい。

もう忘れてる人も多いんだろうけど、2018年の夏というのはとにかく暑かった。夏に無類の強さを誇る自分でも野球に観に行くのを辞めてしまうほどに。

その結果年間で10試合行かないくらいの観戦数で(ちゃんと数えたこともないけど)人生で最小の年間現地観戦数なんじゃないかと思う。そしてこれが本当に悔しかったというかなんかすごい屈辱的な感じで「来年は絶対この悔しさを晴らす」と思って望んだのが2019年だったりする。

やりきると決めると人並み以上の計画性と体力と行動力を発揮するので結果的に土日揃って何も無いという週がほとんどないアホスケジュールになってしまったのだけど。

 

2020年もその勢いでラグビー、宝塚、沖縄キャンプと予定ぎっしりだったのだけど、そこに現れたのが感染症からの緊急事態宣言。一回目の緊急事態宣言が明けても色々制限があったり、無観客になってしまったりはするんだけど、自分は「行きたいもんに行けるなら行くわ」というスタンスで動いていたりはする。酒も飲まないし、喋らないし、文句あんのかくらいの気持ちで。

別にアナーキストを気取りたいわけでも誰かと繋がっていたとか、そういう感情ではなくて(いかなる理由であれ)動かないことに慣れてしまうと人間というのはアクティブさを取り戻すのに苦労する。なんとなくそんな恐怖心のやうなものがある。若いうちならともかく、もう若いとも言っていられない年齢なので尚更苦労するんじゃないかと思うし、自分の「楽しい」は自分で作れる、作ってきた自負があるし、これからもそうやっていくつもり。

なのでそのスキルがなくなってしまったら極端な話、生きていても仕方がない、そんな生き方はゴメンだなと思う。なのでまだしばらく続くであろう特殊ルールをちゃんと把握した上で、そのルールに則って、範囲内で「楽しい」を作っていきたいなぁと思う。

 

ウイルスそのものの後遺症じゃなくて、その感染症時代をどう過ごしたかというのは良くも悪くもみんなに影響があるんじゃないかなとは正直思う。きっとその過程で友好関係も少しずつ変わっていくのだろう。でもそれは感染症に関係なく変わっていくものなのだろうし、気にしても仕方がない気もする。

 

誰一人思い通りのことができなかったであろうこの2年に募った気持ちをどう昇華させるか、受け入れるか押しつぶされるかでそれぞれの2022年、2023年が良くも悪くもなるんじゃないかなぁ。自分にとっての2018年がそうであったように。

 

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(写真に特に意味は無い)