スポーツ・カレー・ミュージック

備忘録。間違え、ご意見、ご感想等はツイッターアカウント @ippyiwa まで

ラグビーワールドカップ:南アフリカ戦雑観

ラグビー日本代表南アフリカに勝ちましたね。

世界ランキング13位と3位。サッカーとかならまぁ間違いが起こりかねない順位差ですが、ラグビーって番狂わせが本当に起こらないんですよ。カーストみたいなのがあって、同一カーストないでの勝ち負けはあっても下が上に勝つ、なんてのは本当ありえないというのが定説でした。

 

www.youtube.com

 

スクラム、モールの圧力、ラックの激しさ、ディフェンスの出足、オフロードのうまさ、パントキックの正確さ。どれを取っても全力で勝ちにきていた優勝候補の一角、南アフリカそのものでした。本当よくこれに勝ったな、と。それしか言えません。

細かい事や正確な分析は専門家に任せるとして、個人的に大きかったプレーをいくつか挙げていこうかと思います。

 

まずは入り。一度ターンオーバーされたものの、開始5分までにターンオーバーをすること三回。ここで失点せず、五郎丸の突破からペナルティを獲得し、先制した事のは大きかったかと思います。とりわけFWが張り合えると選手が思えた事、向こうに思わせられたんじゃないでしょうか。

 

次に思ったのはダブルタックルの徹底とタックル一つ一つの精度。

体格ではどうしても劣る日本。しっかり止めるには一人を二人で止めるという事を選択するようになります。けど、なまじこれをやると人が足りなくなり、バックスに展開されるとビッグゲインを切られる、なんて事になりがちなんですが、ビッグゲインを切られることなく、80分止め続けたフィットネスは凄まじかったです。後半20分くらいまで明らかなミスタックルがない、というのはどれだけ集中して技術の高いタックルができていたか、という事の証左他ならないように思います。

 

前項に派生して思うのはFWの強化ですね。伝統的にFWが強い南アフリカを相手にモールで一本、判定まで持ち込んだものが二本。最後の最後もあわやスクラムトライを取ろうとせんがばかりの猛プッシュ。本当に強くなりました。

ジョン・プライヤー ストレングス&コンディショニングコーディネーターと元フランス代表のマルク・ダルマゾ スクラムコーチのセンチ、ミリ単位でのノウハウと選手の想像を絶する努力の賜物ですね。弱点だと思っていたものが、弱点ではなくなる。それどころがストロングポイントにすら思えるようになるとは。。。

78分すぎに南アフリカのシンビンを誘いますが、あれは80分世界最高クラスのFW陣を苦しめたが故に起こったものだと思いますし、FW始め、出場選手のフィールドプレーへの最高のご褒美だったのもかもしれませんね。

 

あとはやっぱりBK陣も大きくなりましたよね。

181cm90kgの山田、181cm94kgの立川、181cm92kgの田村、184cm90kgの藤田、そして188cm99kgの五郎丸。スポーツはどうしても先天的人種による体格の差というものを痛感することが多いのですが、マレ・サウやヘスケス、松島と勝るとも劣らない選手が増えてきたなぁと。

海外の選手とやるとどうしても外に回せば回すほどミスマッチが生まれたりして、そこからゲインを切られ、ディフェンスが後手に後手になり失点・・・というパターンを嫌というほど見ていたのですが、これだけサイズのあるBKが増えたのなら誰がどこで出てもこの悪循環もそうそう見なくて済むのかもしれませんね。

 

最後に書き記しておきたいのはリーチ・マイケル主将の決断です。

71分すぎ、29-29と同点の場面で日本がゴール前にペナルティを犯しました。フィジカルでゴリゴリ来られたらトライを取られていたかもしれない(ミスをしたかもしれない)場面。南アフリカは(あれはマックフィールドだったのかな?)PGで3点を取り、逃げ切ろうとしましたね。

ブーイングが起こりましたが、結果の求められるW杯では間違った選択ではないですよね。自分があの立場でもキックを選んでいたように思えます。そのPGが決まって32-29と南アフリカはリードをします。

 

その南アフリカ3点で迎えた79分すぎ。南アフリカスクラムでペナルティを犯します。時間的にもラストワンプレー。さほど難しくない位置だったので、あそこでPGを狙うという選択もできました。3点差ですらアメイジング、同点でも奇跡。自分はそう思っていました。なので自分がリーチ・マイケル主将の立場ならPGを選んでいたかもしれません。

しかし、リーチ・マイケル主将は毅然とスクラムを選びます。もし失敗してたら「なんで確実に同点を狙わなかったんだ」。そういう人が絶対出てきたと思うんです。そういったプレッシャーもあるだろうし、80分走り続け、足もつっていただろうあの状況で勝利を目指し、スクラムを選択。展開後も左右真ん中。あらゆるエリアでボールを持ち、相手のFWに突進し、モールの起点を作り続けたリーチ・マイケル選手の姿は本当に陳腐な表現ですが、「サムライ」感がありました。

これまた陳腐ですが、感動ってこういうことなのかな、と。

 

しかしまぁまだワールドカップは始まったばかり。

予選だけでまだ3試合あります。Japan wayまだまだ進化できるはず。本当楽しみなチームになりました。2019年につながる道を一歩でも二歩でも前に進んできてほしいです。

 

 

 

 

 

『TED2』備忘録

Negiccoのツアーの備忘録で使っていたはずが、新潟県民やらTIFやら野音やらを書かずに過ぎる事はや数ヶ月。あのときは春も終わろうかという時期だったのが、すっかり秋めいてまいりました。

 

というわけで今日は土曜日に見てきた『TED2』についての記録です。

ネタバレの恐れもあるので、これから鑑賞をする予定という人はお気をつけてください。責任はとれませんので悪しからず。

 


映画『テッド』予告編 - YouTube

 

 

前作『TED』が日本で公開されたのが2013年1月なので、2年半ぶりの続編ということになるのですが、思いのほか前作を気に入ってしまい(舞台がBostonだった為)、Blu-rayまで購入して定期的に見るくらい好きでした。

前作のあらすじとしては主人公ジョンとその彼女ロリーの結婚話を軸にジョンとテッドの友情を描く、という感じだったかと思います。(そもそも大真面目にストーリーを思い出す必要もある映画なのかいささか疑問です)

 


映画『テッド2』最新予告編 - YouTube

 

 

が、なんと『TED2』、上記の予告を観て薄々感じるかもしれませんが、ロリーが出ません(笑)

2はテッドと前作で彼女だったタミ・リンの結婚式から始まります。(のちのジョンの発言とかから推測するに前作の最後、ジョンとロリーの結婚式から一年後ですかね)

この時点でジョンとロリーは離婚をしており、なんとまぁ一秒たりとも出ません。

「4年付き合ってあれだけの感動的なシーンを経ておいて、一年経ったら離婚して連絡も取らないなんてなんともまぁ薄情な・・・」という観ていて思わないでもなかったんですが、ロリー役だったミラ・クニスが前作公開後に結婚、妊娠、出産とかしたのも関係あるんですかねぇ。

 

で、まぁ物語はテッドとリンの結婚式から更に一年後の世界です。

一年もすれば夫婦間も色々あるわけで、色々あった末、テッドとリンは子どもをもうけることを決断します。が、色々あって、子どもが作れず、それならば養子を引き取ろうという話になりますが、ここで「TEDが人間ではない」という事が大問題となります。(今更かよ、って感じもするんですけどね)

で、人権を獲得すべく弁護士に依頼。その担当弁護士、アマンダ・セイフライド演ずるサマンサ・ジャクソンが今回のヒロインとなります。

このサマンサが劇中、歌を歌うシーンがあるのですが、そのシーンが一番印象に残りました。


Amanda Seyfried – Mean Ol' Moon | TED 2 Movie ...

 

前作の主題歌もすごい好きで

 


Norah Jones - Everybody Needs A Best Friend ...

 

調べてみたら音楽の担当Walter Murphyなんですね。そりゃまぁよく感じるだろうなぁ、と改めて思う次第です。


The Midnight Special More 1976 - 05 - Walter ...

 

 

1の時も感じましたし、今回もやっぱり感じた事なのですが、コメディって言葉以上にその背景にある文化なりの理解がなかったりすると結構きつかったりするんですよねー・・・なんて思ってたらこんな記事が。

 

miyearnzzlabo.com

 

幸い私は言葉のやりとり以外でも笑えるところってそこそこあったんですけど、それはそれできっと嫌味に思う人もいるんだろうし、誰かと観に行った人がそのネタわからなかったら説明するのも面倒ではあるんだけど、下手すると下ネタと悪口をひたすら笑う、みたいな事になりかねなかったりし。。。とまぁ確かに面白いんですけど、土曜の昼下がりにこんな多くのカップルが観にくる映画なんだろうか、とか思ったのも事実だったりします。

 

というわけで、最初『TED2』を見終わった後はなんか暗い気持ちというか、「前作の方が楽しかったなぁ」なんて思ったりもしたんですが、二日も経つともう一回みたいな、なんて思ったりし始めたりしているんで、まぁ良い映画というか私なりには評価が高いんだろうなぁ、なんて思います。(そもそも前作の評価が私の中で高いのは自分のお気に入りのホテルとFenway parkが出てくるから、ってだけのような気もするんですけどね)

 

そういえばリーアム・ニーソンがTrix(子ども用シリアル)を持ってきたくだり、あれは一体なにが面白いのだろう・・・(笑)

Twitterで「Ted Trix」で検索するとアメリカ人とおぼしき人が大絶賛してるんですが、さっぱりですw誰か教えてください

Negicco live tour Rice & Snow 仙台公演

なくしていたと思っていたメモが発見されたので、今更ながら記録がてら記事を残しておきます。(現在2015年9月27日)

 

会場は仙台Macanaでした。

 

前日の郡山からだと移動手段はバスか電車。自分が選んだのは電車でした。

一時間に一本の東北本線に揺られ福島まで移動し、福島で乗り換え(正面のホーム)仙台へ。

https://instagram.com/p/1602hetey9/

実在した一時間に一本の世界

https://instagram.com/p/17BaoUNe6Q/

電車でGo!

さよなら福島。白石へ。

https://instagram.com/p/17GVcvte0b/

蔵王

https://instagram.com/p/17LigOte8u/

ついたー

 

で、到着して定番の牛タンを食べます。

前回の仙台でのライブ(2014年11月8日ですね)の際にも訪れた牛タン屋へ。名前はもう今更なんで忘れましたw

(この後7月26日に行われたTBC夏祭りの後もこの店を訪れました。17時頃入店で、時間が時間なだけにランチが終わっていたのですが、それでもお店がいっぱいで人気のお店なのだと思いました。)

 

https://instagram.com/p/17PNyfNeyg/

牛タン

 

すごい疑問なんですけど、別に仙台で育った牛でもなく、だいたいオージービーフだったりするのになんで仙台の名物は牛タンなのでしょうかね。密かに疑問です。

 

そんなこんなでMacanaへ移動。ここはドリンク代600円なんですねぇ。

以下セトリです

 

1.ときめきのヘッドライナー

2.フェスティバルであいましょう(Short)

3.サンシャイン日本海

4.アノソラへ

5.あなたとpop with you!

MC1

6.ライフ・イズ・キャンディ・トラベル

7.Blue,Green,Red and Gone

8.相思相愛(remix)

9.自由に

MC2

10.クリームソーダLove(台詞のところはかえぽ→ぽんちゃ→Nao⭐︎)

11.裸足のレインボー

12.二人の遊戯

13.パジャマ・パーティ・ナイト

14.圧倒的なスタイル

MC3

EC1.さよならMusic

EC2.光のシュプール

 

でした。

MC1では

ツアーセミファイナルということで「(全通の人)色々大丈夫ですか?」との労りから始まりました。

前回(上記の11/8のやつですね)の仙台でライブをした際に、北京ギョウザというライブハウス近くの中華料理屋でギリギリまでご飯を食べていた時の話から始まり、「Negiccoの時間スケジュールはおかしい。主にマネージャー」「今日もギリギリまで控え室にいて、SE始まってから(出て行く)ドアどっち?とか聞く始末」 (Nao⭐︎ちゃん)という普段のゆるさが伝わるエピソード(いいのか悪いのかは置いといてw)

 

で自己紹介。

Nao⭐︎ちゃんは「セミ」ファイナルということで「ミンミンファイナル!」みたいな話をしている時にぽんちゃがステージドリンクの炭酸水が溢れさせてこぼすというハプニング。かえぽとぽんちゃ、そしてクマさんの三人で掃除している間にNao⭐︎ちゃんが話すという展開に。

「歌とMCのギャップを楽しんでもらいたい」とのことだったようです(メモによる)

ぽんちゃは「利休に牛タンを食べにいったのだけど牛たんカレーを頼んだつもりがキーマカレーが出てきてしまい、牛タンを食べていない。それを引きずってリハの時に頭痛がした」みたいな話。

 

というところで、実はメモをやめてましたw再三本人たちも言っていたのですが、疲れのせいなのか、MCが緩くて、まぁ普通にゆるいのなら耐性もあるのでいいんですが、ダラダラとした話になって結構イライラしてメモをやめたことだけは憶えていますw

「ゆっきー(雪田さん。TパレのA&Rの方)に怒られる」とぽんちゃが言ってましたが、さすがに今日の出来なら怒るだろうよ、みたいな事がメモしてありました(笑)

 

また、Tシャツ抽選会でここまで全部きてたのにシャツが当たらなかった友人がえらくいじられてて、(その友人は県民会館でも見事に外れましたが)まぁ手間とか費用考えたらこれくらいはいじられてもいいよな、と思ってしまいましたw

 

予約した新幹線の時間の関係で、特典会途中で駅に向かったのですが、トークにも歌にも疲れが感じられて、県民に不安を覚えつつも、休養しっかり取れるし、ツアーやりきったんだし!という事でどこか安心した気持ちで帰京したのを覚えてます。

 

うーん、もうこれ、半年近くまえなんですねぇ

Negicco live tour Rice & Snow 郡山公演

お久しぶりの更新です。

赤坂は諸々の事情でほぼライブが見れず、福岡と岡山は行かなかったので、3週間ぶりくらいになります。

 

折り返しだと思っていたのにあっという間にもう終盤。本当に圧倒いう間のツアーだった気がします。

というわけで郡山のセトリです。

1.光のシュプール

2.あなたとPop with you

3.二人の遊戯

4.クリームソーダLove(台詞のところはぽんちゃ→Nao☆→かえぽ)

5.パジャマ・パーティ・ナイト

MC

6.1000%の片想い

7.相思相愛(あら恋Mix)

8.新しい恋のうた

9.アイドルばかり聞かないで

MC②

10.Blue,Green,Red and Gone

11.愛のタワー・オブ・ラブ(short)

12.Space Nekojaracy

13.自由に

14.さよならMusic

EC

MC③

EC1.圧倒的なスタイル

EC2.ネガティブガールズ

EC3.トリプル!Wonderland

 

でした。今日の舞台はスモーク焚きすぎだったんじゃないっすかねw

上手3列目にいたのですが、下手の奥の方にメンバーにいられるともう白みがかっていて、まぁ見えないってほどでもないんですけど、MCの時なんかは少し気になりました。

が、まぁパフォーマンスとしてはすごいよかったと思いました。

 

今日面白かったのは「クリームソーダ Love」です。

スピーカーの位置の問題なのかもしれないし、マイクの問題なのかもしれないし、自分の耳の問題なのかもしれませんが、今日はサビのぽんちゃの高音部分がすごくクリアに聞こえた感じがしました。そのため、三人の声質がいい具合にばらけて聞こえて「乙女心」とでもいうんですかね、そういう一筋縄でいかない女の子の心情、みたいなものが表現できていた感じがして、クリームソーダ Loveの可能性というか表現の奥深さを感じさせてくれた感じがしました。

またこの曲のサビの部分、「♪ぱちぱち弾けて〜」の部分、横をツンツンやるような振り付けがあるんですけど、この日のかえぽはツンツンというより割とマジで小突いてる感じがすらして、同じフレーズの同じ振りでも三者三様なんだと改めて気づかされた気がします。

 

今日純粋によかったなぁって一番思うのはぽんちゃ。

歌の方は高音も綺麗に出ていたし、「あかん・・・」ってところもなかったですし、ツアーで重ねてきた成果ですかね、ダンスの合間合間に見せる表情もキリッとした顔からいい笑顔まで多様性が本当見られてみていて飽きませんでした。

で、「あなたとPop with you」で思ったのですが、ぽんちゃってたまに踊りの合間に柏手打ちません?Tパレの「光のシュプール」のBメロなんかでもやってたかと思うんですけど。あれは癖なのか、なんかのパロメーターなのか気になりますね。

 

かえぽに関しては先週ダウンしたということもあったのか、序盤不安定さを感じるところもありましたが、後半になるにつれてちゃんと修正できてきた感じでした。このあたりもツアーの経験の賜物なんですかねぇ。

なんでしょう、カープでいうと福井というか。指にかかった時のボールはマエケンをもしのぐ、的な。それくらいすごいものを幾度となく見せてくれているので、安定してそれをどれだけ出せるか、ってところなんでしょう。「いや、おまえに言われなくてもわかっとるわ!」って話ではあると思うんですが。

 

特典会で「お互いやり直したい一箇所ある同士だから言えますけど、もう一回ツアーやりましょ」なんて話題にちょっとなったんですけど。

自分とかえぽだけじゃなくて誰もが一箇所くらい大なり小なり悔いのある公演ってあるんじゃないかと思うんですよ。まだ行っていない土地だってたくさんありますし。

1st Tourってきっとそういうもので、1stの現場を見た、経験したからこそ、2nd Tour,3rd Tourも、そのTourに至るまでの過程なんかも見届けていかないとな、なんて漠然と思ったりしています。

 

で、Nao☆ちゃんは今日も可愛かったです←

Nao☆ちゃんは今日はよく集中できてたんじゃないかと思います、パフォーマンスに関してはw

当たり前の話なんですけど、CDじゃ経験できないものを聴きにLiveにいってるわけですから、CD通りに歌う必要なんてないんですよね。

そういった意味で今日のNao☆ちゃんはいい感じにツーシームっぽいものを投げていた感じというか。CD音源的な意味で完璧(これがフォーシームだとして)ではないまでも、曲を崩さず、ちゃんと歌いきれてたなぁ、ってイメージを持ちました。

 

以下MC内容のメモ書きです。

MC①

自己紹介

Nao☆

なんだか今日のライブは「お久しぶり」という気持ち。ライブとかはないけど、昨日までも東京で撮影をしていて、渋谷でファンに「一列になって歩いてた」と発見された。混んでるところではNegiccoは一列になるDQ方式を採用しているので、もし一列になってるNegiccoを見つけたら一番後ろに並んでください、とのこと(笑)

本番30分前にステージ用の靴を忘れてきたことに気づく。朝出かける時、NIKEの黒のスニーカーかマーチンの黒のブーツかで迷ったけど、(ステージ用ブーツに見えるから)マーチンにしてよかった。

今日は坂本真綾さんが20周年記念ライブを埼玉スーパーアリーナでやってるので自分も頑張りたい

 

ぽんちゃ

このタイミングで今日履いてきたズボンがスピーカー裏にあったことに気がつく。

なぜか突然自分に対して「フレーフレー自分!」とエールを送り始める。キャラ的に見せちゃならんって責任感があるのかもしれないのだけど、疲れもたまってるのだろうなぁ、と思いながら見ておりましたw

 

かえぽ

「みんな疲れてるよねぇ」が第一声。Nao☆ちゃんが靴を忘れたこと、ぽんちゃがズボン置き忘れてたことを謝罪したので、「かえぽも何か謝罪を」となったのですが「ないなぁ。ガチなやつは『えっ』ってなる」ということで謝罪は特になし(笑)

最近4:30,5:00,5:30に起きるという生活が続いていているから疲れるそうなんですが、そんな時間に「おはようございます」とツイートしてもリプ返す人が多いからまぁみんな大変ですね、的な感じで話を締める。

 

今日はイベンターさんからの差し入れで三万石さんの「ままどおる」とゼリーを食べた、とぽんちゃ。「三万石」という言葉を聞いてニヤニヤしだすかえぽ。N万石ネタが好きみたいですww(埼玉と金沢の時に触れてましたね)。

そしてクリームBoxという食パンに練乳をかけたもの。その食パンがNao☆ちゃんの顔の大きさくらいということでNao☆ちゃんの顔を軽くいじりながら「これっくらいの〜食パンに〜」とお弁当箱の替え歌をぱんちゃが歌いだしたのですが、その時のいじられてるNao☆ちゃんの顔がなかなか可愛かったです

 

この日はお昼に三松会館のラーメンを食べたのですが、Nao☆ちゃんとかえぽが先に帰り、ぽんちゃだけが残って食べていたようなのですが、去り際の二人を見ながら店員さんが口を開けて見ていたそう。挙句ぽんちゃに「あなたたちは何かをされているんですか。オーラがすごくて」というくだりがあって、サイン色紙を置かせてもらったそう。ライブ終わりに行ってる人も多かったですね。

 

 

MC②

『福島にきたことがあるか』というテーマ。

かえぽが「ラーメンを食べにきたことがある」というとぽんちゃがすかさず「新潟の人は隣の県ということもあって、ラーメンを食べに福島に行く。これ新潟あるある」と説明。

そのタイミングで客席から「修学旅行で来ました!」という声が。(新潟の方でしょう、多分)

それを受け、ぽんちゃも修学旅行が福島だったと告白。その修学旅行の時にアヒルボートに乗れないトラウマができてしまったそう。

というのも修学旅行の際にふくよかな人とペアを組んでアヒルボートに乗ったそうなんですが、あのアヒルボートがめっちゃ揺れて「終わった・・・わたしは白樺湖に沈むのか・・・」と思ったことがあり、それからアヒルボートに乗れなくなったそう。

またカヌーもやったのだけど、その際に最新のライフジャケットを与えられたにもかかわらず、糸が切れてたとかで沈んでいったこともあるそう。意外にも(これは主観)泳げないんですね、ぽんちゃって。運動なんでもできると思ってましたw

そこですかさずNao☆ちゃんが「私こないだ手相占いしてもらったんですけど、九死に一生線というのがあるからなかなか死なない」とフォロー。

ぽんちゃが「私、Nao☆ちゃんといたら大丈夫だわ」という感じで本当ほのぼの世間話をしている感じがNegicoだなぁ、と。ツアーの最初の頃のあの形決めてやってた感じはどこへ行ったんや← (いや、別にこういう方が好きですけどw)

 

続いて、MC直前にやった「新しい恋のうた」の話。1番と2番の間奏で

Nao☆「今日は・・・郡山です」

ぽんちゃ「ピスタチオ!」

と訳のわからない感じの言葉を発したことを受け、かえぽが笑ってちゃんと歌えなる瞬間があり、挙句歌詞を間違えた、という話に話が発展。

それに対しNao☆ちゃんが「みんな歌詞覚えてないよ。『圧倒的なスタイル』の時とかわかりやすいけど、結構あてにならない!」とツアー中どこかでもいったようなことを言い出す。

するとかえぽが「お客さんあてにしちゃだめでしょw」と至極真っ当すぎる反論。

 

まぁこんな感じでゆるゆるMCをやっていたのですが、対バンでこんなんをやると一曲削る必要が出てきて、雪田さんに1時間くらい説教されるからできない、こんなゆるゆるはツアーしかできない、と釈明をしてましたw

 

 

なんだかんだでツアーもあと2公演。明日の仙台がどうなりますやら

Negicco live tour Rice & Snow 京都公演

金沢に続き、本日は京都公演に参加。

 

天気はあいにくの雨。

宿泊させてもらっていた友達も予定していた草野球が中止になったという事でギリギリの時間までお好み焼き食べて、お茶飲んで、色々な話に花を咲かせている時の一言。

 

「今日の公演のみどころは?」

 

はて。意外と困りました。旅行とライブで二度楽しい勢いだけでここまで来ていたのですが、さて客観的に見ると今日のみどころってなんなんだろうか?

 

例えば昨日の金沢はいつもと形式が違うというわかりやすい売りがありました。

10日の赤坂ブリッツは東京で最大規模の会場でのNegiccoが観られる。

5月5日の新潟県民会館はメンバーが目指していた、新潟最大のホールでのライブが観られる。

 

じゃあ例えば今日のライブに友達を誘うとして、自分ならどうやって誘うだろうか。

そんなことを考えながら阪急に揺られること40分弱。

 

ライブ会場の京都MUSEは烏丸と河原町の間にあるんですが、まぁ烏丸の方が道も空いてるし、近いしでいいですね。

 

で、会場に着いた時に思い出したのですが、以前後輩と飯を食べた時に「この狭いところに並ばされるんですよwここに美容院があって、結構苦情くるらしくって大変らしいっすよww」なんて話を聞かされて、笑い話にしていた場所にまさか自分がくることになろうとは(笑)

 

で、まぁなんだかんだ入場したのですが、いい会場でしたw

21世紀美術館は別としても、天井が高くてステージが高くて、後方は少し段差があって音も良くてで「またここでやってほしいな」とパフォーマンス中に思うくらいいい箱でした。

https://instagram.com/p/1GPD7nNe7y/

開放感のある天井

https://instagram.com/p/1GPKaoNe7-/

そして高いステージ

 

というわけでセトリです。

 1. 光のシュプール

2. フェスティバルで会いましょう

3. クリームソーダLove(セリフはぽんちゃ→Nao☆→かえぽの順)

4. イミシン☆かもだけど   

MC1

5. 愛のタワー・オブ・ラブ(Short)

6. Blue,green,red and gone

7. 二人の遊戯

8. Space Nekojaracy

9. パジャマ・パーティ・ナイト

MC②

10.ネガティブガールズ

11.あなたとPop with you

12.トキメキ☆マイドリーム

13.圧倒的なスタイル

14.さよならMusic

EC

抽選会

MC③

EC1.自由に

EC2.トリプル!Wonderland

 
でした。
今日に関しては贔屓目もあるかもしれませんが、Nao☆ちゃんが圧倒的に出来が良かった気がします。京都を楽しみにしていたというだけあって、すごく楽しそうでしたし、歌もなんなんでしょう、自然に乗れるというかコールなんかも考えずに自然と打てるというか。最後の「トリプル!Wonderland」では「テニス!」ならぬ「京都タワー!」みたいなポーズを取っていて可愛かったですね。

セトリに『愛のタワー・オブ・ラブ』が入ってるんですが、これは京都タワーなんかを意識してなんでしょうかね。余談なのですが、京都の人にとっての京都タワーってどうなんでしょう?シンボル的なものなんですかねぇ?くるりのベストアルバムのジャケットなんかも京都タワーでしたし

 

ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER

ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER

 

 


ぽんちゃも「二人の遊戯」の2番のAメロ、Bメロも未だに得意ではないんだろうな、と感じさせつつもボトムアップ出来てきたというかうまく対処できるようになってきたような感じがします。今日面白かったのはMC②の最後。「盛り上がっていきましょう!準備はいいかー!」みたいな煽りをしたので「お、ヘッドライナーきますか!!」と思って身構えたら何と『ネガティブ・ガールズ!』。同じこと思った人なんでしょう、「あれ?違うww」という声が聞こえ、おそらくぽんちゃも耳にして、ちょっと笑っていたのが個人的なハイライトでしたw

 

一方昨日圧巻でさえあったかえぽがちょっと不安定さが出てしまっていたところが数カ所。ただまぁ昨日の金沢での馬力のすごさというのを感じましたし、安定してあの馬力を出していけたらNegiccoはもう一個上にいけるのかもなぁーなんて思ってます。

ただ今日気付いたのですが、Nekojaracyのサビのかえぽかわいいんですよ。素早く腕を上げ、直後首の下を通して、猫のポーズ、みたいなフリがあるんですけど、それの腕をあげる時のかえぽが飛んじゃいそうなくらいぴょーんって感じがしてて僕は好きです。
 
個人的に今日感じたのは「Blue,Green,Red and Gone」は完成形が朧げながら見えてきたというか、CDの音源よりもいいハーモニーになってきたのかな?ということを思いました。
 
しかしまぁ昨日はしっとりだった分今日はヲタも元気だったし、セトリも最後の追い込みがすごくて、結構疲れましたw
が、会場の良さもあってか本当に楽しかったです。昨日「今までのツアーで一番いい」とか言っておいて早々なんですが、今日が一番良かったかな、って。
帰りの電車で仲間と話していたのは「昨日あっての今日」ということ。昨日のしっとりとした内容雰囲気があって、全く逆の開放的で盛り上がる雰囲気を経験できた事でそういう思いができたのかな、と。ツアーらしい感想っちゃ感想ですよね。
 
 
以下MCのメモ
MC①
京都での公演は初めてだけど、観光ではよく来ていて、駅ビルに感動していたらしく、「これが駅なのか!」と思っていたそう。ただまぁ前来た時は札幌らーめんの「すみれ」を食べたりして全然京都と関係ないものを食べていたとまずぽんちゃが切りだし。
 
そして個々の自己紹介に。
 
Nao☆ちゃん→以前京都は月一で来ていたとのこと。というのも「ガメラ3」が好きでその聖地巡礼をしていたそう。前にお父さんと二人できて、金閣寺の横で車中泊なんかもした。
ガメラに壊された京都駅が大好きだし、とても仲が良く妹のように接しているEspeciaのえりかちゃんは京都出身で、「京都なだけに今日という日を最高の日にしましょう!と締めくくり。
 
ぽんちゃ→京都といえば抹茶。先ほど抹茶のアイス?かなんかを食べて歯が抹茶色になるやつを早速やって、Nao☆ちゃんのそれが可愛かった。錦通りのブラタモリ聖地巡礼をしてきたのだけど、家の中に鳥居がある家というのが本当にあって、それに感動?興奮?したとのこと。
 
かえぽ→実は高校の修学旅行は京都。映画村で剣みたいな櫛を買ったり、仮装?をしたりした思い出があるそう。ここのMCのかえぽは「こそあど」とか擬音が多く(京都なだけにぎおん、ってわけでもないんでしょうけど)Nao☆ちゃんに突っ込まれてましたw
あと「烏丸って京都ですか?え?ここ?!」とかなんかかえぽらしくないというか結構抜けてる面が垣間見られた感じはしました
 
一通り自己紹介が終わるとぽんちゃが「京都の女性はおしとやかなイメージ」という事で話を展開させます。京言葉が綺麗、みたいな話から「新潟の言葉が汚い」みたいな話へ。
「がー」とか「さー」とかそんな感じの言葉が多いらしいです。
で、その話がまたまた転がり、「新潟の人は新潟大好き」という話に飛躍します。
『むちゃぶりスタンパー』のロケでネスパス(新潟物産館)に行った時、スタッフから「新潟出身の人を探してくれ」と言われて難航すると思ったら一人目から新潟の人だったようで、改めてそう思ったようです。
 
その後、また「京都はいいよね」みたいな話が続いてたんですが、突然ぽんちゃが「他のところDisってるわけじゃないですよ?」と当然の釈明。
するとNao☆ちゃんが「それじゃDisccoになっちゃうじゃんwww」と返していたのが面白かったですね。
 
 
MC②
ここは告知系。
まずグッズの宣伝。Nao☆ちゃんが「今買っておけばNegicco売れた時自慢できるよ!!」的な煽りから何新規か、という質問。MJ新規、ツアー新規も多く、地元京都の人も結構いたな、というイメージでした。

MJ新規の人も多いと思ってか「一曲目の『光のシュプール』はちょっと緊張した」そう。大阪でも一曲目が『光のシュプール』でしたけど、DVDのドキュメンタリーが大阪始まり、ってのを意識してなんですかねぇ。
で、次にリリース系の告知。DVD、坂本真綾さんのトリビュートアルバム、Pizzicato Fiveトリビュートアルバムなんかの告知なんですが、誰が何を言うのかちょっとぐちゃぐちゃになってアイコンタクトとか口パクとかで修正してたあたりにキャリアを感じたような気がします。
ここで面白かったのは真綾さんのトリビュートアルバムの話になった時、Nao☆ちゃんが「アニメ好きの友達に聞かせてください!」と切り出し、ステージの最前方まで歩いてきて「アニメ好きの友達いる人ー?」と挙手させました。そして「いつ聴かせるの?」と突然のむちゃぶり。結構バラバラで、力強さのないレスポンスになってしまったのを受け、Nao☆ちゃんが「もー!違うでしょ!ばかっ!!」と怒っていたのが可愛かったです。(「4月20日でしょ!」と返して欲しかったそうですw)

あとはPizzicato Fiveのトリビュートアルバムの歌う曲をぽんちゃが「『マジック・カーペット・ライド』と『ジョリ・バブリ・ラブリ』を歌わせていただきます!」といった直後、おそらくつぶやいただけなんでしょうけど「今日はその中から一曲」というガヤが入ったのですが、タイミングが良すぎて面白かったですw


MC③はカルネの話と抽選会。Nao☆ちゃんワールド全開でE-girlsさんの曲をいきなり歌い出す、というのが3回ほどありましたww
当選者の中に淡路島から来た人がいて、阿波踊りを踊り始めたんですけど、まぁあれ徳島のものですよねwというのもあってちょっと客席の反応が薄かったこともあり、ぽんちゃ、かえぽがフォローに。
阿波踊り=徳島」ではなく「あわじしま→あわおどり」とNaoちゃん流解釈だよね!なんて話をしていたのですが、(まぁ自分もでしたが)ガヤで説明しようとしたらNao☆ちゃんが「もー!うるさいなー!」と軽く怒っていたのが可愛かったです(今日3回目)
 
 
 
そんなこんなでツアーも半分が過ぎたんですよね。
冒頭の話に戻りますが、「今日友達をツアーに誘うなら」という問いに対して今の自分なら「名前で笑うかもしれないけど、見てみて?聞いてみて?」っていうことなのかな、と。昔はやれ苦節12年だ、とか小西康陽田島貴男プロデュースだ とかラインダンス楽しいよ、とかヲタ優しいよ、なんて相手次第でいう事変えて誘ってました。
 
が、なんか今は「自分がこれだけ熱中してて良いと思ってるものだから少しでも興味あるなら見にきて欲しい」ということに尽きると思います。
なんでしょう、最近思ったのですが、上記のような理由って「Negiccoである必要はあるの?」って言えなくもないんですよ。もしくは興味無い人からしたら意外とキラーフレーズになってなかったり、言い方悪いですけど。
 
それがまぁ「自分はこういうところ良いと思ってるんだけど、まぁ人によって魅力感じるところ別々だろうしさ、まぁ曲もいいし、声もいいし、楽しいし、騙されたと思って一回Negicco見てきてよ」っていう気持ちが強いんだろうな、と。
 
Negiccoをいろんな人に知って欲しい、ってところは変わってないんですけど、なんだろう、自分そのもの、そしてNegiccoそのものでアピールできようになってきたのかな、と。それでも「好みじゃなかった」とか言われたら自分を、そして今自分が好きなものを否定されるような感じになってしまって、そこそこショックは受けたりする可能性も高くなるとは思うんです。でもまぁそういうリスクを背負ってでも、見て欲しいな、っていう気持ちが結構強くなったのかもしれません。
 
こないだ先輩方と飲んでて出たフレーズですが、今の自分はNegiccoに「引くに引けないところまできた」というのが適切な表現なのかもしれません。もしかしたらこれは思い上がりなのかもしれません。
でもまぁホント今のNegiccoはいいですよ。楽しいですし。
そんな気持ちです。