スポーツ・カレー・ミュージック

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Negicco live tour Rice & Snow 京都公演

金沢に続き、本日は京都公演に参加。

 

天気はあいにくの雨。

宿泊させてもらっていた友達も予定していた草野球が中止になったという事でギリギリの時間までお好み焼き食べて、お茶飲んで、色々な話に花を咲かせている時の一言。

 

「今日の公演のみどころは?」

 

はて。意外と困りました。旅行とライブで二度楽しい勢いだけでここまで来ていたのですが、さて客観的に見ると今日のみどころってなんなんだろうか?

 

例えば昨日の金沢はいつもと形式が違うというわかりやすい売りがありました。

10日の赤坂ブリッツは東京で最大規模の会場でのNegiccoが観られる。

5月5日の新潟県民会館はメンバーが目指していた、新潟最大のホールでのライブが観られる。

 

じゃあ例えば今日のライブに友達を誘うとして、自分ならどうやって誘うだろうか。

そんなことを考えながら阪急に揺られること40分弱。

 

ライブ会場の京都MUSEは烏丸と河原町の間にあるんですが、まぁ烏丸の方が道も空いてるし、近いしでいいですね。

 

で、会場に着いた時に思い出したのですが、以前後輩と飯を食べた時に「この狭いところに並ばされるんですよwここに美容院があって、結構苦情くるらしくって大変らしいっすよww」なんて話を聞かされて、笑い話にしていた場所にまさか自分がくることになろうとは(笑)

 

で、まぁなんだかんだ入場したのですが、いい会場でしたw

21世紀美術館は別としても、天井が高くてステージが高くて、後方は少し段差があって音も良くてで「またここでやってほしいな」とパフォーマンス中に思うくらいいい箱でした。

https://instagram.com/p/1GPD7nNe7y/

開放感のある天井

https://instagram.com/p/1GPKaoNe7-/

そして高いステージ

 

というわけでセトリです。

 1. 光のシュプール

2. フェスティバルで会いましょう

3. クリームソーダLove(セリフはぽんちゃ→Nao☆→かえぽの順)

4. イミシン☆かもだけど   

MC1

5. 愛のタワー・オブ・ラブ(Short)

6. Blue,green,red and gone

7. 二人の遊戯

8. Space Nekojaracy

9. パジャマ・パーティ・ナイト

MC②

10.ネガティブガールズ

11.あなたとPop with you

12.トキメキ☆マイドリーム

13.圧倒的なスタイル

14.さよならMusic

EC

抽選会

MC③

EC1.自由に

EC2.トリプル!Wonderland

 
でした。
今日に関しては贔屓目もあるかもしれませんが、Nao☆ちゃんが圧倒的に出来が良かった気がします。京都を楽しみにしていたというだけあって、すごく楽しそうでしたし、歌もなんなんでしょう、自然に乗れるというかコールなんかも考えずに自然と打てるというか。最後の「トリプル!Wonderland」では「テニス!」ならぬ「京都タワー!」みたいなポーズを取っていて可愛かったですね。

セトリに『愛のタワー・オブ・ラブ』が入ってるんですが、これは京都タワーなんかを意識してなんでしょうかね。余談なのですが、京都の人にとっての京都タワーってどうなんでしょう?シンボル的なものなんですかねぇ?くるりのベストアルバムのジャケットなんかも京都タワーでしたし

 

ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER

ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER

 

 


ぽんちゃも「二人の遊戯」の2番のAメロ、Bメロも未だに得意ではないんだろうな、と感じさせつつもボトムアップ出来てきたというかうまく対処できるようになってきたような感じがします。今日面白かったのはMC②の最後。「盛り上がっていきましょう!準備はいいかー!」みたいな煽りをしたので「お、ヘッドライナーきますか!!」と思って身構えたら何と『ネガティブ・ガールズ!』。同じこと思った人なんでしょう、「あれ?違うww」という声が聞こえ、おそらくぽんちゃも耳にして、ちょっと笑っていたのが個人的なハイライトでしたw

 

一方昨日圧巻でさえあったかえぽがちょっと不安定さが出てしまっていたところが数カ所。ただまぁ昨日の金沢での馬力のすごさというのを感じましたし、安定してあの馬力を出していけたらNegiccoはもう一個上にいけるのかもなぁーなんて思ってます。

ただ今日気付いたのですが、Nekojaracyのサビのかえぽかわいいんですよ。素早く腕を上げ、直後首の下を通して、猫のポーズ、みたいなフリがあるんですけど、それの腕をあげる時のかえぽが飛んじゃいそうなくらいぴょーんって感じがしてて僕は好きです。
 
個人的に今日感じたのは「Blue,Green,Red and Gone」は完成形が朧げながら見えてきたというか、CDの音源よりもいいハーモニーになってきたのかな?ということを思いました。
 
しかしまぁ昨日はしっとりだった分今日はヲタも元気だったし、セトリも最後の追い込みがすごくて、結構疲れましたw
が、会場の良さもあってか本当に楽しかったです。昨日「今までのツアーで一番いい」とか言っておいて早々なんですが、今日が一番良かったかな、って。
帰りの電車で仲間と話していたのは「昨日あっての今日」ということ。昨日のしっとりとした内容雰囲気があって、全く逆の開放的で盛り上がる雰囲気を経験できた事でそういう思いができたのかな、と。ツアーらしい感想っちゃ感想ですよね。
 
 
以下MCのメモ
MC①
京都での公演は初めてだけど、観光ではよく来ていて、駅ビルに感動していたらしく、「これが駅なのか!」と思っていたそう。ただまぁ前来た時は札幌らーめんの「すみれ」を食べたりして全然京都と関係ないものを食べていたとまずぽんちゃが切りだし。
 
そして個々の自己紹介に。
 
Nao☆ちゃん→以前京都は月一で来ていたとのこと。というのも「ガメラ3」が好きでその聖地巡礼をしていたそう。前にお父さんと二人できて、金閣寺の横で車中泊なんかもした。
ガメラに壊された京都駅が大好きだし、とても仲が良く妹のように接しているEspeciaのえりかちゃんは京都出身で、「京都なだけに今日という日を最高の日にしましょう!と締めくくり。
 
ぽんちゃ→京都といえば抹茶。先ほど抹茶のアイス?かなんかを食べて歯が抹茶色になるやつを早速やって、Nao☆ちゃんのそれが可愛かった。錦通りのブラタモリ聖地巡礼をしてきたのだけど、家の中に鳥居がある家というのが本当にあって、それに感動?興奮?したとのこと。
 
かえぽ→実は高校の修学旅行は京都。映画村で剣みたいな櫛を買ったり、仮装?をしたりした思い出があるそう。ここのMCのかえぽは「こそあど」とか擬音が多く(京都なだけにぎおん、ってわけでもないんでしょうけど)Nao☆ちゃんに突っ込まれてましたw
あと「烏丸って京都ですか?え?ここ?!」とかなんかかえぽらしくないというか結構抜けてる面が垣間見られた感じはしました
 
一通り自己紹介が終わるとぽんちゃが「京都の女性はおしとやかなイメージ」という事で話を展開させます。京言葉が綺麗、みたいな話から「新潟の言葉が汚い」みたいな話へ。
「がー」とか「さー」とかそんな感じの言葉が多いらしいです。
で、その話がまたまた転がり、「新潟の人は新潟大好き」という話に飛躍します。
『むちゃぶりスタンパー』のロケでネスパス(新潟物産館)に行った時、スタッフから「新潟出身の人を探してくれ」と言われて難航すると思ったら一人目から新潟の人だったようで、改めてそう思ったようです。
 
その後、また「京都はいいよね」みたいな話が続いてたんですが、突然ぽんちゃが「他のところDisってるわけじゃないですよ?」と当然の釈明。
するとNao☆ちゃんが「それじゃDisccoになっちゃうじゃんwww」と返していたのが面白かったですね。
 
 
MC②
ここは告知系。
まずグッズの宣伝。Nao☆ちゃんが「今買っておけばNegicco売れた時自慢できるよ!!」的な煽りから何新規か、という質問。MJ新規、ツアー新規も多く、地元京都の人も結構いたな、というイメージでした。

MJ新規の人も多いと思ってか「一曲目の『光のシュプール』はちょっと緊張した」そう。大阪でも一曲目が『光のシュプール』でしたけど、DVDのドキュメンタリーが大阪始まり、ってのを意識してなんですかねぇ。
で、次にリリース系の告知。DVD、坂本真綾さんのトリビュートアルバム、Pizzicato Fiveトリビュートアルバムなんかの告知なんですが、誰が何を言うのかちょっとぐちゃぐちゃになってアイコンタクトとか口パクとかで修正してたあたりにキャリアを感じたような気がします。
ここで面白かったのは真綾さんのトリビュートアルバムの話になった時、Nao☆ちゃんが「アニメ好きの友達に聞かせてください!」と切り出し、ステージの最前方まで歩いてきて「アニメ好きの友達いる人ー?」と挙手させました。そして「いつ聴かせるの?」と突然のむちゃぶり。結構バラバラで、力強さのないレスポンスになってしまったのを受け、Nao☆ちゃんが「もー!違うでしょ!ばかっ!!」と怒っていたのが可愛かったです。(「4月20日でしょ!」と返して欲しかったそうですw)

あとはPizzicato Fiveのトリビュートアルバムの歌う曲をぽんちゃが「『マジック・カーペット・ライド』と『ジョリ・バブリ・ラブリ』を歌わせていただきます!」といった直後、おそらくつぶやいただけなんでしょうけど「今日はその中から一曲」というガヤが入ったのですが、タイミングが良すぎて面白かったですw


MC③はカルネの話と抽選会。Nao☆ちゃんワールド全開でE-girlsさんの曲をいきなり歌い出す、というのが3回ほどありましたww
当選者の中に淡路島から来た人がいて、阿波踊りを踊り始めたんですけど、まぁあれ徳島のものですよねwというのもあってちょっと客席の反応が薄かったこともあり、ぽんちゃ、かえぽがフォローに。
阿波踊り=徳島」ではなく「あわじしま→あわおどり」とNaoちゃん流解釈だよね!なんて話をしていたのですが、(まぁ自分もでしたが)ガヤで説明しようとしたらNao☆ちゃんが「もー!うるさいなー!」と軽く怒っていたのが可愛かったです(今日3回目)
 
 
 
そんなこんなでツアーも半分が過ぎたんですよね。
冒頭の話に戻りますが、「今日友達をツアーに誘うなら」という問いに対して今の自分なら「名前で笑うかもしれないけど、見てみて?聞いてみて?」っていうことなのかな、と。昔はやれ苦節12年だ、とか小西康陽田島貴男プロデュースだ とかラインダンス楽しいよ、とかヲタ優しいよ、なんて相手次第でいう事変えて誘ってました。
 
が、なんか今は「自分がこれだけ熱中してて良いと思ってるものだから少しでも興味あるなら見にきて欲しい」ということに尽きると思います。
なんでしょう、最近思ったのですが、上記のような理由って「Negiccoである必要はあるの?」って言えなくもないんですよ。もしくは興味無い人からしたら意外とキラーフレーズになってなかったり、言い方悪いですけど。
 
それがまぁ「自分はこういうところ良いと思ってるんだけど、まぁ人によって魅力感じるところ別々だろうしさ、まぁ曲もいいし、声もいいし、楽しいし、騙されたと思って一回Negicco見てきてよ」っていう気持ちが強いんだろうな、と。
 
Negiccoをいろんな人に知って欲しい、ってところは変わってないんですけど、なんだろう、自分そのもの、そしてNegiccoそのものでアピールできようになってきたのかな、と。それでも「好みじゃなかった」とか言われたら自分を、そして今自分が好きなものを否定されるような感じになってしまって、そこそこショックは受けたりする可能性も高くなるとは思うんです。でもまぁそういうリスクを背負ってでも、見て欲しいな、っていう気持ちが結構強くなったのかもしれません。
 
こないだ先輩方と飲んでて出たフレーズですが、今の自分はNegiccoに「引くに引けないところまできた」というのが適切な表現なのかもしれません。もしかしたらこれは思い上がりなのかもしれません。
でもまぁホント今のNegiccoはいいですよ。楽しいですし。
そんな気持ちです。